2010,02,08, Monday 12:47 PM
読書

告白
湊かなえ著
評判がよかったので読んでみた。
私の場合たいがいべストセラーを読むと期待はずれが多い。
これのどこがいいの?
どこをどう読めば感動するの?
といった感じで読了後空しい気分だ。
特に学校ものは全く読まない。
告白は、まあまあよかった。
出だしが、女教師の淡々とした口調の語りで始まるのだが、それがよかったのかもしれない。
前述に学校ものは読まない、と記したが、過去に一冊だけ読んだ記憶がよみがえった。
貴志祐介著 青い炎
この本も引き込まれて読んだが、ラストは何とも救い難い気持ちになったことを覚えている。
その時の読了感と今回の告白は似ている。
集中して読んだら3時間で読み終えた。
今は、長女と次女も順に読んでいる。

森に眠る魚
角田光代著
この本も、告白同様図書館で1年待ちしてようやく順番がきた本だ。
これは数人の女性が出てくる物語で、もっとわかりやすく言うと、数人の母親とその子供が登場人物で、
母親たちの妬み、羨望、後悔、嫉妬、恨み、欲等の人間模様が描かれた作品。
最初に女性たちの紹介から始まるのだが、3人目くらいまで読んだところでやめようかと思った。
いきなり最初から何人も登場してくるという小説は好まないからだ。
読んでいて苦痛になってくる。
だが、結局は最後まで読んだ。
感情的な会話文を活字で読むのが苦痛のようだ。
角田さんの作品は八日目の蝉がよかっただけに、この作品はあまり好きになれなかった。

死神の精度
伊坂幸太郎著
初めて伊坂氏の作品を読んだ。
死神が人間界に調査にやってきて、死を、可にするか見送りにするかを判断し報告すると、調査された側の人間は翌日には死ぬという内容だ。
なかなか面白かった。
文体もリズムも波長も字面も私に合っている。
淡々とした冷静な言葉と態度と心情の死神と人間とのやりとりが心地よい。
伊坂氏の作品でチルドレンがあるが、長女と次女が学生の時に読んでいたせいもあり、青少年向きの作品ばかりなのかと思っていたのだ。
この本が面白かったため、伊坂氏の作品を読んでみたい衝動にかられ、他の本も予約してきた。
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